自然に沿った生き方に出会える小さな農学校
Small Farmers College(スモールファーマーズカレッジ/略称SFC)は、週末だけで本格的な野菜栽培の技術と知識を基礎から体系的に学べる農学校です。
新規就農、半農半X、移住、田舎暮らしを目指す社会人(約8割が初心者)が、20代から70代まで集っています。大阪、京都、滋賀など関西はもちろん、東海、関東、中国、九州など、遠方からも多くの方が通っています。これまでに750名以上の卒業生を輩出しました(2024年8月時点)。
近年、震災や新型コロナウイルスなどをきっかけに、自分の生き方に疑問を感じ、ライフスタイルを見直したいという方が増えています。「今の自分の暮らしに何か違和感がある」「新しい生き方を模索したい」と感じる方々のニーズに応えるべく、私たちは受講生一人ひとりが、自分に合った農あるライフスタイルを見つけ、それを実現するためのサポートを提供しています。
当校の受講生はさまざまな理由で参加しています。具体的には次のような声があります。
新規就農を目指す人
- 将来的に農業を始めたいけれど、本当に自分にできるか自信がない。まずは基礎を学びながら判断したい。
- 今の仕事を続けながら、週末に本格的な農業の勉強をしたい。弟子入りするには年齢的にも厳しいので、無理なく学べる環境を求めている。
- 農業は儲からないと言われるけれど、自分の目で確かめたい。特に有機農業の技術を身につけ、科学的に栽培を進めていきたい。
- 農作物の栽培だけでなく、将来的に収入を得る方法や農業経営についても知識を深めたい。
- 実際に農家の方々の声を聞きたいが、農家に知り合いがいないため、農学校でそのネットワークを作りたい。
半農半Xや移住、田舎暮らしを目指す人
- 将来的には農業と他の仕事を組み合わせて生活していきたいが、何から始めればいいのか分からない。まずは農を学び、自分の得意なことを活かして自給自足に近い生活を目指したい。
- 都会での生活に違和感を覚え、自然と共に暮らす田舎暮らしに憧れている。小さな農からでもスタートしたいが、きちんとした基礎から学んで不安を解消したい。
- 初心者だけど、ゼロからしっかりと農業を学びたい。将来的には移住して、環境にやさしい農法で野菜を育てたいと考えている。
- 食糧危機に備えて、将来自分たちで食を自給できる力をつけたい。自然にやさしい農業技術をしっかり学び、あらゆる土地でも野菜を育てられるようになりたい。
栽培方法に関心がある人
- 自分の経験や勘だけでなく、科学的根拠に基づいた有機農業を学びたい。本やインターネットで調べても情報がまちまちなので、正しい知識を得たい。
- 独学で野菜を育ててきたが、思うように収穫できない。失敗の原因を見つけ、より安定した栽培方法を学びたい。
- 自然農法で野菜を育てているが、収量が上がらない。無理なく収穫を増やすための具体的な技術や知識を学びたい。
- 微生物資材を使っているが、それが本当に効果的なのか、根拠を持って判断したい。化学肥料や農薬を使わずにどこまでできるのか、試してみたい。
食や健康に関心がある人
- 食に関する漠然とした不安を解消したい。安全で安心な食材を自分で作るための農業技術を学びたい。
- アトピー体質のため、発酵食や伝統食に興味があり、本当に健康に良い野菜を自分で育ててみたい。
- 飲食業に携わっているため、提供する食材の質を高めるためにも、野菜作りの知識を持っておきたい。
法人として取り組みたい人
- 社員研修として農業を取り入れ、自然と向き合う経験を通じて個人や組織の成長に繋げたい。
- 食に関わる企業として、社員自らが野菜を作ることで、農と食のつながりを再認識させたい。
- 新規事業として農業を検討しており、まずは基礎から知識と技術を学びたい。
そこで、私たちはこれらのニーズに応えるため、新しい形の農学校を設立しました。それがスモールファーマーズカレッジです。
①今の仕事を続けながら、本格的な農業を学べる
②栽培技術や知識を基礎から体系的に身につけられる
③農のあるライフスタイルを実現するための第一歩を踏み出せる