講師より一言
私はこれまで農地を探したり、就農の世話をしたりと農業現場を数多く見て経験してきました。また農業ビジネスだけでなく、インターネットビジネス他、個人起業からベンチャー企業まで様々な起業を経験してきました。 そこで得た経験を元に、あなたが農あるライフスタイルを実現するために最大限サポートしていきたいと思います。
農業には全く無縁の生活をしていた私が、今、こうして農業学校を設立したり、専門学校の講師を務めたりしている今が信じられませんが、それだけ農の世界は、学べば学ぶほど奥が深く、人間が生きるうえでとても大切で、無限の可能性をもった素晴らしいものだと日々感じています。このページをご覧になっている方は、農業の大切さをなんとなく肌で感じていて、自ら学ぼうという意識の高い方だと思います。
これからの時代、農あるライフスタイルは最先端の生き方であり、食べ物を自分で作れる技術、またそれを指導できる技術を持つ人は、大変貴重な存在になってくると思います。
ぜひ今から技術を磨き、農あるライフスタイルを少しずつはじめて、精神的にも物質的にもバランスの取れた農ある充実した人生を共に送りましょう。畑であなたにお会いできる日をお待ちしています。
担当分野
農業経営、起業、マーケティング、流通・販売、ブランディング、農地法、農業界の組織および制度など
このような経験を活かして、スモールファーマーズカレッジの実習では、有機農法、自然農法、伝承農法などのさまざまな農法の良いところを取り入れて実験し、どうすれば自然の摂理に沿った健康な野菜を育てることができるのかを皆さんと一緒に考え学んでいきたいと思います。私が今まで得てきた知識や経験が、少しでも皆様の健康と心豊かな暮らしのお役に立てれば幸いに思います。皆様とお会いできるのを楽しみにお待ちしております。
担当分野
畑での実習全般、年間40種類の野菜の栽培技術、ホリスティック栄養学・健康学を基盤とした食事、保存食づくり、自然に沿った生き方など
農業は人類最初の産業です。そしてこれからも絶対に必要な産業でもあります。例えばエンジンの技術は無くなっても、人間が生き続ける限り農業はなくなりません。そして、その技術は自然の循環を利用している為、原理原則が変わることはありません。スモールファーマーズカレッジでは農業の原理原則を学ぶことができます。言い換えれば、自然の原理原則を学ぶことでもあります。就農に興味があり一歩踏みだしたい方、農的な生活を送りたい方、趣味の農業を深く理解したい方、お待ちしています。
担当分野
「なぜそうなるのか?」の原因を探る科学的アプローチ(座学全般)、土壌学、生態学、植物生理学、病害虫など。
1969 年、米国のソフトウェア・メーカーの一社員として市場調査のために初来日し、日本こそパッケージ・ソフトウェア販売における有望な市場であると確信、幹部に進言しましたが受け入れられず対立。退社して、自ら汎用ソフト「ASI-ST」の販売権を手に入れ日本市場に参入。資本金 100 万円、社員 7 名で日本初のパッケージ・ソフトウェア販売専門会社を興し、現在のアシストに育て上げました。
現在、講演会など仕事以外の活動も精力的にこなし、著書も出版。単なる日米比較の検証にとどまらず商習慣や文化、政治、社会問題などにも言及していますが、その一方でトッテンの企業経営に対するポリシーが随所に著されています。「株に投資をするくらいなら研究開発費に充てる」「株式上場は会社経営をカジノ化するだけ」「家族的な仲間意識が会社を強くする」これらの日本的経営感が、現在のアシストを支えていると 言ってもよいでしょう。趣味は読書。また環境・食糧問題への取り組みの手始めとして自宅の庭を農地に改良し、2006 年には社内に「農芸研究プロジェクト」をたちあげ「私たちにできることから」を実践しています。
アドバイザーより一言
私が家庭菜園を始めたのは石油文明が終わることを確信したからです。慣行農業は石油なしには成り立ちませんし、野菜の輸送にも石油が必要です。身近な場所で有機栽培で自分や家族の分の野菜を作る。脱石油文明のあとは、必ずそのような時代になると思っています。けれど農業はすぐに覚えることはできません。そのためにも、いまからその知識と技術を学ぶことが大切です。
農業を通して自然について学べば、少量生産、少量消費、少量廃棄という生き方につながるでしょう。一人でも多くの人が有機農業をすれば、社会が変わると私は思っています。
