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「自分で育てたお米を自分で食べる」これ以上の贅沢はありません
東日本大震災以降、食の安全性への関心がますます高まっています。そんな中、主食である米を自分で育てたいという方が増えています。
しかし、ひとりで広い田んぼを借りて年中お世話をするのは正直難しく、ほとんどの方があきらめざるを得ません。そこで私たちは誰でももっと気軽に米作りができるように、2009年から本プログラムをはじめました。
田植え体験や収穫体験はときどき目にしますが、種まきから稲刈りまで、すべての過程を経験してこそ、その苦労や楽しみがわかるものです。
本プログラムでは、籾だね(米粒)の種まきからはじまって、田植え、草取り、そして収穫まで、すべて手作業で行います。私たちが毎日食べる主食だからこそ、一連の過程を知っておくこと、経験しておくことは大人にとっても子供にとっても本当に大切なことだと考えています。
またみんなでひとつの田んぼの作業をするのではなく、各自の専用区画(約45平米)で作業していただきますので、お一人でもご家族、ご友人となど、各自のペースで作業することができます。しかも各区画ごとに収穫したお米を脱穀してお渡しします。がんばった成果がそのまま反映される楽しみもあります。
今の時代、「自分で育てたお米を自分で食べる」これ以上の贅沢はありません。お気軽にチャレンジしてみてくださいね。
年間スケジュールと内容
4月から始まるプログラムの年間のおおよその流れです。
籾だね(モミで覆われた米粒)を蒔きます。いわゆるお米の種まきです。今では農家さんも苗を買う時代ですが、あえて種まきからはじめることで、本当に一粒が何千倍にもなる自然の豊かさ、偉大さがわかります。
4月に蒔いた種が育ち、15cm程度の苗になったころにいよいよ田植えとなります。昔ながらの方法で、1つ1つ丁寧に手で植えていきます。 水を張った田んぼに素足ではいると子供たちも大喜び。普段できない泥んこ体験を楽しんでください。 田植えは土日の2日間のうち、どちらか1日に調整してお越しいただければ大丈夫です。(どうしても都合がつかない場合は、個別対応しております)
無農薬栽培で立派なお米を育てるには、こまめな草取りが欠かせません。一番大切な作業といっても過言ではありません。6月から7月末までの2ヶ月間、できれば毎週1回、最低でも2週間に1回は田んぼへきて、草取りをしてください(作業は1時間程度です。平日も含め田んぼへの出入りは自由です。日時は各自の都合でお越しください。)。草取りが終われば、逆にすることがほとんどなくなりますので、この時期だけは、なんとか草取りがんばっていただきたいと思います!
8月になると稲の根を傷つけるため田んぼにはいると逆効果。この時期はじっくり成長を見守ります。お盆前後には、なんと稲の「花」が咲きます!楽しみにお待ちください。 そして9月にはいよいよ稲刈りです。 黄金に実った稲を、鎌で1株1株丁寧に刈り取っていきます。刈り取った稲は束ねて竹で作った稲木にかけていき、天日干しを行います。今ではほとんど見かけなくなった天日干しですが、お日様にあててじっくり乾かすことで甘みが増すといわれています。 稲刈りは土日の2日間のうち、どちらか1日に調整してお越しいただければ大丈夫です。(どうしても都合がつかない場合は、個別対応しております)
稲が十分に乾いたところで、脱穀・籾摺りとなります(足踏み脱穀機や唐箕の体験もできますが、量の関係上、私たちの方で農業機械を利用しておこないます。)。 あなたの区画で収穫できた分をそのまま玄米になった状態であなたのご自宅へお届けします。自分で育てたお米をぜひ堪能してください!(びっくりするほどおいしい!と皆さん口をそろえておっしゃいます。)
その年の実りに感謝して、お餅つきをやります。つきたてのお餅は最高です!